初開催!東京ジャーミィでトルコ気分を満喫
2023年9月12日、『コンターズ(こんた夫婦)と行く社会科見学』と称して、初めてのリアルイベント企画を開催しました。
2~3か月に1回程度で開催している『大人のための歴史講座・余談ですがシリーズ』の課外授業版。
記念すべき第1弾で訪れたのは、東京都渋谷区にある「東京ジャーミィ」
さっそく中に入ってみましょう。
中に入って受付を過ぎると、ちょっとしたロビーのようになっていて、
装飾タイルで作られた暖炉などがあります。
今回は、見学ガイドの予約をしているので、こちらの多目的ホールでしばし待機。
広報担当の下山さんによる解説がスタートです。
こちらの壺に描かれているのはチューリップ。
チューリップと言えばオランダが原産に思われがちですが、実はトルコが原産地とのこと。
トルコの国花でもあります。
ですので、トルコの伝統工芸品であるイズニックタイルにはチューリップが描かれていることが多いんだとか。
なるほど。
こちらはクルアーン。
アラビア文字は美しいけれど、何が書いてあるのかは一文字もわかりません・・・。
クルアーンなので、アッラーから受けた啓示が書かれているんでしょうね。
クルアーンは、イスラムの人々にとっては日々のガイドブック的な存在なんだとか。
最初はコンターズチームの7名だけだったのですが、
気づけばどんどん人が増えてきて、ちょっとした団体になっておりました (笑)
仲良し主婦3名組や勉強頑張る大学生ゼミチームが合流した図。
私たちが習った世界史はヨーロッパが世界の中心であり、イスラムはヨーロッパの脅威の存在という程度。
実は、イスラムもかつては世界の中心だったんですよね。
私たちの生活の中で絶対に必要な「数字」
このアラビア数字はイスラムがヨーロッパへ伝えたもの。
そしてこちらのアラビア数字、角の数が数字の意味になっているって、知ってました??
へ~~~~、なるほど~~~~~。知らなかった~~~~。
全員感動。
さて、お昼の礼拝が始まるとのことなので、2階の礼拝堂へ行ってみましょう。
靴を脱いで中に入ります。
女性はスカーフを頭に巻き、極力肌は出さないように。
老若男女問わず、どこからともなく続々と集まってきました。
ちなみに、モスクは男女で礼拝する場所が分けられていて、東京ジャーミィの場合、1階は男女共用、2階は女性のみとなっています。
(神戸のモスクは完全に男女別れています)
礼拝が始まると、神聖な空気が漂います。
外から差し込む光も相まって、キラキラととても美しい空間。
お昼はみんなでトルコランチ
礼拝が終わり、下山ガイドさんとはお別れです。
ちょうどお昼時なので、東京ジャーミィ併設のトルコ文化センター内「Yunus Emre Cafe(ユヌス エムㇾ カフェ)」でトルコランチといきましょう!
店内は学食のような雰囲気です。
注文は食券で。
本日のランチは1,500円。
参加者のみなさんと一緒に頂きま~す!!
辛いのかな?と思いきや、全くそんなことはなく、まろやかで美味しいマトンカレーでした。
トマトスープもサラダもとても美味。
日本人の口に合うお味でした。
さすが世界三大料理!!
お腹が満たされた後はショッピング♪
お次は、東京ジャーミィ併設のハラールマーケットへ。
店内はまるで海外のスーパーマーケット。旅行気分増し増しです。
店内はもちろん全てハラールフードです。
ハラールフードとはイスラム教の戒律によって認められた食べ物のこと。
イスラム教では、食べてOKなものとNGなもの、はっきり決められていますからね。
店内は食べ物の他に雑貨なども売っていて、見ているだけでもとてもワクワクします。
そして、コンターズは、
「アレッポの石鹸」(750円)、「フムス(ひよこ豆のペースト)」(248円)、「ポーチ?」(300円)
をお買い上げ。
みなさん思い思いにお買い物をして、社会科見学はここらでお開き。
社会科見学を終えて
まずは、今回参加して下さった皆様、ありがとうございました!
終了後に、「楽しかった」、「参加して良かった」、とのお声を頂き、とても嬉しく思っております。
今後も、「楽しくてちょっと勉強になるお散歩」をコンセプトに、気軽に参加できるような、ゆる~い企画を考えていきますので、是非ご参加くださいね。
また、たくさんの方々と交流できることを楽しみにしております。
今後ともよろしくお願いします!!
※ 次回は11月末~12月上旬に開催予定です。
コンターズ1号 こんたやすし
コンターズ2号 こんたまりこ