旅の最終日
青春18きっぷも本日が最終日。
これでもか、というくらいに良いお天気。
良い最終日になりそうな予感。
まずは、宮古駅から2㎞程度の場所にある「しおかぜ公園」を散策。
とても綺麗な場所。
とても綺麗だけど、こんなにも綺麗なのには訳があるのです。
ここ宮古は、東日本大震災で甚大な被害を受けた場所。
壁には津波浸水ラインが示されています。
こんなにも高いんだ・・・。
写真でもわかるように、ほぼすべてが浸水してしまっている。
震災後の復興によって、現在こんなに穏やかで綺麗な景色が見られるんだね。
またもや極楽浄土へ!?
シートピアみあどでチケットを買い、遊覧船乗り場(出崎ふ頭)へと向かいます。
令和3年に一度運航終了してしまったようなのですが、惜しむ声が多いことから令和4年7月に新しく生まれ変わって運航再開。
さっそく新しい「うみねこ丸」に乗って、浄土ヶ浜へGO!
さすがに二階席は大人気で満席。
うみねこ丸との名前の通り、うみねこがたくさん飛んでいます。
遊覧船ではウミネコの餌付けをすることができるため、「ウミネコパン」というものが売っている。
普段なら、やってみたいと思うところだけど、今回は買わない。
なぜならば・・・コンタ2号は大の鳥嫌いなのだ。
しかし、これだけ乗客がいると何人かはそのウミネコパンなるものを買う人がいるわけで・・・
その結果・・・
すごい勢いでうみねこが寄ってくる。近すぎじゃない?
コンタ2号は終始「ぎゃ~、こわいこわい~」と言う始末。
コンタ1号はそれを見てて爆笑しまくり。
そんなこんなしていると、浄土ヶ浜が見えてきました。
途中から海の色がガラリと変わります。
き、き、きれい!!!!
青というか、エメラルドグリーンじゃないですか。
さあ、こちらで下船して散策してみましょう。
遊歩道を歩き、奥浄土ヶ浜へ向かいます。
奥浄土ヶ浜に到着。
「極楽浄土」にちなんで名付けられた、ここ浄土ヶ浜。
まさに景勝地。
かつてこの地を訪れた僧侶が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したのは納得だ。
白い石と青空のコントラストが素晴らしい。
恐山とはまた違った雰囲気の極楽ですね。
コンタ夫婦はこの旅で2度もあの世に行った模様。
岩の大きさも大迫力です。
散策の後は、再びうみねこ丸に乗船し湾内を周遊して出崎ふ頭へ戻ります。
今回は時間がなくて断念したけど、サッパ船に乗って青の洞窟と呼ばれる八戸穴へ行けるのです。
ここが入口らしい。中も綺麗だろうな~。
とてもとても名残惜しいですが、戻りましょう。
昼食は宮古市魚菜市場へ
お腹が空いてきたので、昼食も兼ねて市場へ。
旅先の市場はテンションが上がります。
お目当ては、こちら「おいかわ」さんの海鮮丼。
少々並んで待ちきれない様子のコンタ1号。
ようやく食事にありつけた~~。
かなりお腹がすいていたのか、すごい勢いで食べ始めます。
さあ、旅も終わりに近づいてきました。宮古駅へ歩いて戻ります。
宮古駅に到着。あら?どこへ行く?
また、アイスか・・・。隙あらば甘いものを食べているコンタ1号。
ご飯食べたばっかりじゃん。汗
宮古駅からは13時45分発の高速バスで盛岡駅へ向かいます。
15時25分、盛岡駅到着。
旅のおわりに
これまでは普通列車やバスばかりだったけど、ここからは一気に新幹線で東京へ。
9日間に渡る「青春18きっぷの旅」もそろそろおしまいです。
全てが楽しかった。
見るもの全てが美しかった。
新幹線の中では、次はあそこに行きたいね、あそこにも行きたいね、なんて次の旅の話が尽きない。
そうやってコンタ夫婦の旅は続いていく。
だから旅が終わって寂しいなんてない。
だってまたどこかに行くのだから。
18時4分、東京駅到着。
ブログは次の旅へと続く。
【本日の移動】
時間:234分(乗り換え時間除く)、距離:618.3㎞
宮古~盛岡 100分 83㎞
盛岡~東京 134分 535.3㎞