本日が最終日。腰の状態はいかほど？
奈良3日目の朝。
本日も昨日同様スタバで作戦会議。
コンタ1号 
は動けないコンタ2号
のお世話係と化しています。
そんなわけで、本日も歩くには少々厳しい状態。
車椅子が借りれるところに行きましょう。
本日も仏像の世界へ
ということで、タクシーで向かった先は、、、
興福寺国宝館。
ここも来たかった場所。
また仏像？という感じではあるけれど、最近、仏像にハマりつつあるのです。
こちら興福寺は国宝となる仏像が最も多いお寺さんなんだとか。
入口に入ると1台の車椅子が柱の陰にそっと置いてありました。
「あのぉ～、アレを貸して頂きたいんですが・・・・。」
「はい、どうぞ。」
ということで、無事に車椅子に着席。
さあ、中へ入りましょう。
内部は全て撮影禁止のため現物の写真はありませんが、一通り見て出口まで来たところで再度戻ってもう一度見てしまうほど、見応えのある展示です。
中でも、千手観音菩薩（国宝）は520.5㎝の大迫力。
※写真は興福寺HPより
通常、千手観音の手は1,000本ではなく全部で42本。
1本の手で25の世界を救うとされていて、
正面で合わせている2本の手と、横から出ている40本の手を合わせて42本、
42本×25で1,000、ということらしい。
ちなみに、実際に1,000本ある千手観音もあるらしく、奈良の唐招提寺、大阪の葛井寺にあるものがそうらしい。
また、ひと際美しいオーラを放っていたのが、阿修羅像（国宝）。
さすがに日本で最も有名な阿修羅像なだけある。
※写真は興福寺HPより
もともとはインドの神様で、釈迦如来の教えに導かれ、八部衆として仏教の守り神となったんだとか。
じっくり見たところで、そろそろ出ましょう。
旅はいよいよ最後、伊丹空港へ
本日は東京へ戻る日。
タクシーで奈良駅に戻り、リムジンバスで伊丹空港へと向かいます。
さようなら、奈良。
また来るよ、奈良。
伊丹空港に到着し、最初に向かった先は、、、
お手伝いが必要なお客様専用カウンター
はい、ありましたありました。
こちらでも車椅子をお借りします。
荷物もあるし空港内の移動もあるので、無理はしないことにします。
かなりの余裕をもって空港に到着しているので、展望デッキにきてみたり、
パフェを食べてみたり、
たこ焼きを食べてみたり、
空港でゆっくり過ごします。
上半身は元気なので車椅子があれば完全無敵。
さあ、そろそろ搭乗のお時間です。
車椅子で搭乗口へ到着すると、キャビンアテンドさんが、
「お手伝いが必要ですか？」と声をかけて下さいました。
「ゆっくりなら歩けるので、ギリギリまで車椅子で行ければあとは一人で大丈夫です。」
とはいえ、搭乗口ギリギリまで車椅子で行くとなると、どうやら優先搭乗となるらしく、
誰よりも早く案内してもらうことに、、、、。
もちろん付添人ということでコンタ1号も優先搭乗。
とてもとてもとても親切にして頂いて、終始、恐縮しきり。
「何か不安なことはないですか？」
「羽田空港でもお迎えに上がりますのでお席でお待ちくださいね」
何だか申し訳ない。
羽田空港到着後、ゆっくりと機内を前に進むと、係員の方が車椅子を持って来てくれて、
到着ロビーまで連れて行ってくれました。
今回は遠い場所に飛行機が到着したので、車椅子がなければ途中でギブアップしていたかも。
結果、お願いして良かったなとホッとします。
到着ロビーに着いてからは、係員の方に心から感謝をし、リムジンバスとタクシーで自宅へと帰るのでした。
旅を終えて
今回の奈良旅は、予定していた場所にはほぼ行けておらず、仏像のみを見た程度になってしまったけれど、それでもとても楽しく印象に残る旅となりました。
誕生日に限って、、、しかも旅先で腰が痛くなる？初日の朝から？という気はするけど、全てが笑い話。
今回とても行きたかったけど行けなかった明日香村には次回リベンジしたいなと思います。
何があっても楽天的な夫婦で良かったな。
コンタ夫婦の旅は次の旅へと続く・・・・。
