伊予豊後の旅⑤~伊予灘ものがたり・大洲・宇和島編~

日本100名城

「伊予灘ものがたり」に乗って優雅な朝を過ごす

伊予豊後の旅も4日目の朝。

サイクリングの疲れ&痛みもすっかりなくなり、清々しい朝を迎えます。

まずは腹ごしらえ。

とても美味しくて素敵な朝食。

ゆっくりしたいところだけれど、電車の時間が早いため、チャチャチャっと食べて、松山駅までタクシーで向かいます。

松山駅に到着。

アンパンマンの作者、やなせたかしさんが四国出身とのことで、あちこちにアンパンマンが!

子供たちは大喜びですね。

JR四国の特別列車としてアンパンマン列車も運行されています。

さて、今回乗る列車は、このアンパンマン列車ではなく、

もっと大人な観光列車「伊予灘ものがたり~大洲編~」

ホームに入線してきました!

アテンダントさんがお出迎え。

早速乗り込んでみましょう。

「伊予灘ものがたり」は超人気の観光列車で、土日のみ次の4種類が運行しています。

松山駅8:26⇒伊予大洲駅10:28の「大洲編」

伊予大洲駅10:57⇒松山駅13:01「双海編」

松山駅13:31⇒八幡浜駅15:50「八幡浜編」

八幡浜16:14⇒松山駅18:17「道後編」

乗車券と特急券とは別に、食事を予約することができ、絶景を見ながらシェフが作った料理を堪能することが出来ます。

ちなみに、この観光列車のチケット、発売と同時にすぐに満席になってしまい、数日前にキャンセルが出て運よく乗ることができました!!

寝台列車サンライズ瀬戸といい、伊予灘ものがたりといい、

入手困難ながらも乗車できたのは本当にラッキーだな。

お席はこんな感じです。

出発して少しすると、料理が運ばれてきました。

朝のひとときを味わう旬彩モーニングだそうな。

車窓から長閑な景色を見ながら頂きます。

お味はもちろんどれも美味しい!

海が見えてきました。

こんな景色をずっと見ながら食事を頂けるなんて、なんて贅沢な時間なんでしょう。

あれ?そういえば、さっきも朝食食べてなかったっけ?

はい、2回目の朝食です(笑)

ホテルが朝食付きプランしかなかったし、あんな美味しそうな朝食を見たら食べないのも勿体ないし、致し方ない(笑)

さあ、伊予灘ものがたりもハイライト「下灘駅」に到着。

ここで約10分程度停車します。

こちらは日本一海に一番近い駅として有名で、コンターズ お馴染み「青春18きっぷ」のキャンペーンポスターにも何度も採用されている駅。

お天気が良くないのが残念ですが、電車を降りたら雨が上がっただけでも運が良かったとしましょう。

記念撮影もしてくれます。

再び乗車し、伊予大洲駅に向かいます。

この観光列車、面白いのが、地元住民の方の協力が凄い事。

どうやら「お手振り」が名物らしい。

電車が通ると、住民の方がみんな手を振ってくれる。

社内のアナウンスでも、

「〇〇から手を振ってくださっています!」

と頻繁に流れてくる。

「2階の窓からおじいちゃんが手を振ってくださってます!」

「玄関前からご家族みなさんで手を振ってくださってます!」

などなど (笑)

学校のグランドにも集まってます。

町内会なんかで、お手振りの当番とかあるのかしらと思うくらい凄い。

とにかく歓迎が凄いのです。

心温まりますね。

そうこうしているうちに、優雅な電車旅は終わりを迎えます。

最後に記念撮影をパチリ。

お隣に座っていたゆるキャラの「みきゃん」達

レンタサイクルで大洲城へ

伊予大洲駅に到着です。

ホームには武士の格好をした男性が笑顔でお出迎え。

伊予大洲駅の隣は観光案内所になっていて、どうやらレンタサイクルもあるらしい。

お尻の痛さは完治したんで、もちろんレンタサイクルするしかない。

でも、もちろん電動 (笑)

さあ、大洲の街をサイクリングしましょう。

Let’s go!!

と思ったら・・・。

急な土砂降りの雨・・・・。

天気予報では晴れのはずだったのに。

結構濡れたね。

どうやら通り雨らしく、すぐに青空が見えてきました。

気を取り直して、いざ、参らん!!

大洲城が見えてきました。

小高い丘にあるので、晴れた空も相まって、まるで天空の城のよう。

大洲城は、奇跡的に当時の資料がたくさん残っていたことから、江戸時代の姿を完全復元することができたという、珍しい木造天守。

さっそく中に入ってみましょう。

観覧料、大人550円。

こちらも日本百名城のひとつですので、忘れずにスタンプを頂きます。

天守の中の階段って、どこも急ですよね・・・汗

平成16年に復元されているので、内部はとても綺麗。

レトロな城下町でタイムスリップ?!

大洲城下町は古い街並みが残っていて、伊予の小京都とも呼ばれる街。

せっかくなのでサイクリングしてみましょう。

こんな感じでこじんまりとまとまっているので、自転車があれば結構回れます。

雰囲気ありますね~~。

明治時代の建物「臥龍山荘」

こちらは大正時代の建物「盤泉荘」

時間がないのであまりゆっくり見れないのが残念。

お次は、ポコペン横丁で昭和へタイムスリップ。

昭和30年代を再現しているんだとか。

コンターズ はまだ生まれていないけど、懐かしさを感じます。

昭和レトロに思いを馳せるコンタ1号

さあ、コンターズ の旅は常に慌ただしい。

レンタサイクルを返却し、次の目的地へ向かいます。

海が見える絶景の城 宇和島城へ

伊予大洲駅から50分弱程度で宇和島駅に到着

調べてみると、宇和島駅にもレンタサイクルが1軒だけあった!

再び自転車を借ります。

コンターズ の旅にはレンタサイクルが欠かせない。

今回はママチャリです。

10分程度自転車を漕ぐと、宇和島城に到着。

ちょっとしたハイキングとは聞いていたけれど・・・

え??杖???

そんなに登るの?!

こんな時は迷わず使ってみます。

そういえば、東海道歩き旅で小夜の中山峠を越える時もこんな杖があったな・・・。

返却し損ない、街中まで杖を付いていくことになって奇異の目を向けられた思い出が・・・(笑)

当時のブログはコチラ

天守まで歩いて15分だとか。

15分だったら大したことないでしょうと余裕で歩き始めたコンタ1号

早速ちょっとした石段。

少し進むと分かれ道。

急な石段で200mか、緩やかな坂道で450mか。

さっきまでも石段あったけど、さらに急とは・・・。

先を急ぐ身でもあるし、ここは急な石段を選択するしかない。

おぅ、ここを登るんですか・・・(汗)

頑張って登ります。

登って

登って

登る

あと少し頑張れ!

ようやく天守に到着です。

築城の名手、藤堂高虎により作られた城。

さあ、100名城スタンプを頂きましょう。

相変わらず天守の階段は急ですね。

汗をかいて登ってきた分、天守からの眺めは格別ですね。

海も見える眺望抜群の現存天守。

ちなみに、現存天守としては、最西端かつ最南端の天守なんだとか。

さあさあ、電車の時間がありますので、先を急ぎましょう。

せっかく宇和島に来たので、海の幸が食べたい!

ということで、美味しくて安いと評判のすしえもんさんへ。

朝ごはんを2回食べてしまったもんだから、お昼は全くお腹が空かず、15時時過ぎた今ようやくお昼。

新鮮な魚介にコンタ1号もこの表情

とても美味しゅうございました。

さあ、本日の旅はまだまだ続きます。

美しい夕日を眺めながらプチ船旅

先を急ごう。

宇和島駅を後にして八幡浜へと向かいます。

30分程電車に揺られて到着。

さらにタクシーで移動します。

相変わらず移動が多い旅。

そして到着したのは八幡浜港。

宇和島運輸フェリーに乗って、別府港へ向かいます。

れいめい丸に乗って、ちょっとだけ船旅です。

ちょうど到着した他のフェリーを見ていると・・・

あら???

自衛隊車両が出てきました。

こうなるとテンションが急上昇するコンタ1号

ミリタリーマニアの心を刺激してしまったようです。

満足げ。

そろそろ出航の時間です。

ちょうど日没の時間が重なり、美しい夕日がバッチリ。

今回乗ったフェリーの船内はこんな感じ。

2022年に就航したばかりなので船内はとても綺麗。

今回は2等客室(4,300円/円)での乗船です。

2等客室は全て自由席になっていて、畳敷きの空間や、リクライニングシートの席など、いろんな席で自由に快適に過ごせます。

個室になっている特等、1等の客室もあるんだけど、2等でも大満足☆

ゲームセンターがあったり、

売店があったり。

八幡浜といえばじゃこ天とのことなので、一応Getしときましょう。

お酒が欲しくなりますね。

長い1日に疲れたんでしょうか。

コンタ1号は即爆睡。

約2時間50分の船旅を終えると、別府港に到着です。

別府港から別府駅までは路線バスで移動。

お夕飯は、扇羽屋本店さんへ。

別府名物のとり天を頂きます。

今日の朝は道後温泉にいたと思うと、今日もかなりの移動距離。

盛りだくさんの1日だったな。

そんなわけで、本日の長い長いブログもこれにておしまい。

続きは次のブログで。

最後までお付き合いありがとうございました!!

 

伊予豊後の旅➀~サンライズ瀬戸編~

伊予豊後の旅②~しまなみ海道サイクリング編その1~

伊予豊後の旅③~しまなみ海道サイクリング編その2~

伊予豊後の旅④~今治・松山編~